認知症介護者の集い
認知症は、ご本人はもちろん、ご家族も介護の中で苦しい体験をすることが
多いという大きな特徴があります。
「これからどうなっていくのだろうか」という先の見えない不安、本人の姿
が日々変わっていく悲しみ、「こんなはずではなかった」という怒り、周りの
人に理解してもらえないつらさなど、介護者ならではストレスと日々向き合っ
ていかなければなりません。
そんなときに支えになるのは、なんといっても同じく苦境を乗り越えてきた
仲間達です。他愛のないおしゃべりでも、「わかるわかる」と不思議なくらい
響いて、自然に笑顔が広がります。
三島病院では平成19年3月から、そうした介護者が集まり、話をする『介護
者の集い』を月1回開催しています。病院の職員(看護師、臨床心理士)も参
加し、毎回7、8名の少人数で、お茶を飲みながら世間話や介護談義で、笑いあ
り涙あり、毎回楽しく会を開いています。
参加を希望される方は、詳しいご案内をいたしますので、まずは三島病院の
外来もおいでください。
- 会場風景